株式会社ナハト

動画マーケティングとは?基本から成功のポイントを解説

高速インターネットの普及やスマホユーザーが一般的になった近年では、動画の視聴がより身近なものになりました。

マーケティングにおいても、様々な表現が可能となる動画の活用は多くの企業から注目されている手法のひとつです。

今回は、動画マーケティングの基本的な知識から戦略のポイントを解説していきます。

動画を効果的に活用した企業の成功事例もご紹介していますので、ぜひ自社のマーケティング戦略の参考にしてください。

01動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、企業が自社の商品やサービスをPRするために映像を活用して情報発信をすることです。

かつて映像を用いたマーケティングと言えばテレビや映画館などで配信されるCMが一般的でしたが、近年はスマホの普及やSNSユーザーの拡大、またデジタル技術の進化などによって、動画の視聴が日常的になりました。

映像や音楽、テキストなどを用いてバリエーション豊かな表現ができる動画は、商品やサービスの魅力をより効果的に伝えられることもあり、多くの企業のマーケティングツールとしても注目され、今後もますます拡大していくでしょう。

また、インターネットを介して行う動画マーケティングでは、配信後にデータに基づいた効果検証を行うことができるという面でも戦略を立てやすく、効率的なPRが可能です。

02動画マーケティングのメリットとデメリット

高い効果が期待できる動画マーケティングですが、メリットだけでなくデメリットも存在するため、それぞれを整理した上で導入を検討することが大切です。

ここでは動画マーケティングを取り入れる際のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

メリットは以下の4つです。

  • 充実した情報量
  • ターゲティングしやすい
  • 拡散力が高い
  • 効果測定しやすい
充実した情報量

動画コンテンツの魅力は、なんと言っても文字や画像と比べてより多くの情報量を伝えられる点です。

映像による情報量は、文章と比較した場合は約7倍、画像との比較では約5000倍にもなると言われています。

構成を始め、BGMや効果音を含む音声、セリフやキャプションといったテキストなど、様々な表現方法によってより多くの情報をわかりやすく伝えることが可能。

ユーザーは、動画を見ることで商品やサービスの雰囲気、ブランドイメージなどを膨らませることができるため、より正確な情報を効率的にキャッチできます。

また、ユーザーの五感を刺激するような豊かな表現も可能となることから、一度視聴しただけでも記憶に残りやすいです。

例えば、料理に関する動画でステーキがジュージューと焼ける音や、ラーメンを箸ですくうなどのシズル感は、無性にその料理を食べたいという衝動を引き出すきっかけになります。

その他にも、太陽の日差しを感じられるような観光地の風景や、温泉から立ち上がる湯気なども印象に残りやすく、ふとした時に思い出してもらえることもあるでしょう。

このように、ユーザーにインパクトを与える印象的な動画は、マーケティングにおいても高い効果につながることは言うまでもありません。

ターゲティングしやすい

動画マーケティングには様々な発信媒体が存在するだけでなく、イメージする顧客の趣味や嗜好に合わせた表現でコンテンツを制作できることから、細かいターゲティングができるのもメリットです。

SNSに動画広告を投稿する場合、それぞれのSNSに応じてユーザーの属性は大きく変わります。

例えば、Facebookは比較的ユーザーの年齢層は高めでビジネス志向のユーザーが多い傾向にあり、TikTokは年齢層が低くエンターテイメントを楽しむユーザーが多いといったように、年齢層のボリュームゾーンやSNSを利用する目的など様々な視点から特徴を捉えることができます。

また、ターゲットとするユーザーのライフスタイルに合わせて動画の長さや配信する場所、時間帯などを選ぶことも可能です。

企業の戦略やマーケットリサーチに基づき、より綿密な計画のもと施策を進められるため、高い費用対効果も見込めるでしょう。

拡散力が高い

特にSNSを用いた動画マーケティングでは、一方的な情報提供だけになりがちなテレビCMと異なり、視聴したユーザーが気軽に他のユーザーにシェアできるため、高い拡散力が期待できます。

魅力的で印象に残る動画を見たユーザーは、自然と周囲の人にも伝えたいという感情を抱きます。

口コミで広がることはもちろん、多くのSNSではシェアやリンク先のコピー、リツイートなど気軽に拡散できる機能が充実していることから次々と拡散され、場合によっては爆発的なトレンドに結びつくこともあるでしょう。

効果測定しやすい

動画マーケティングでは、その他のマーケティング手法と比べて細かい効果測定ができるのも優れたポイントです。

視聴回数や視聴人数の他、平均視聴時間やコンバージョン率など、施策の目標に対してどれだけの成果を得られたかを具体的な数値でチェックすることが可能です。

そのため、目標の達成率が明確になり、もし達成できていない場合でも問題点を見つけやすく、場合によっては試作の途中で修正をかけたり、今後の戦略に活かしたりとフレキシブルな対策がとれるのもメリットです。

デメリット

メリットは以下の3つです。

  • 制作時間がかかる
  • コストがかかる
  • ノウハウが必要
制作時間がかかる

動画の制作には企画から撮影、編集作業など、多くの工程が必要です。

クオリティの高い動画を目指す場合には、より一層キャスティングや撮影チームの選定にこだわる必要があり、編集においても効果音やテロップの挿入など様々な作業が入るため、ある程度の時間を確保しておかなければなりません。

ただし、例えばTikTokなど編集が比較的簡単に行えて、かつ短尺動画で発信する際には制作時間を抑えられるため、状況に応じて発信媒体を選ぶのもポイントです。

コストがかかる

制作にかかる時間だけでなく、制作コストがかかるのも動画マーケティングのデメリットです。

ここ最近は低コストで依頼できる制作会社が増えているものの、その分クオリティが低かったり、納期が長かったりなど、何らかのトラブルが発生してしまうリスクも少なからずあります。

自社内で企画から制作まで行う場合はコストの削減が可能ですが、全工程を自社で行うとなると必要な人員や時間、機材なども検討しなければなりません。

また、人材に関しては動画マーケティングや制作に関する知識がある人材が求められます。

スタッフの状況を把握した上で、自社内で制作するか、制作会社に依頼すべきかを検討するようにしましょう。

ノウハウが必要

クオリティが高く、より高い効果が見込める動画を制作するためにはある程度のノウハウが必要です。

制作スキルはもちろんのこと、しっかりと成果に結び付けられるマーケティング力も重要になってきます。

動画マーケティングを始めて導入する場合や自社内に詳しいスタッフがいない場合は、動画マーケティングを専門に扱う制作会社に依頼するのも効率的な方法です。

03動画マーケティングの手法

かつて動画マーケティングと言えばテレビCMや映画館での広告が一般的でした。

しかし、近年はインターネットを介した動画コンテンツの充実や、街中にあるサイネージなど様々な選択肢が増えたため、企業の戦略に合わせて適切な手法を選ぶことが大切です。

ここでは動画マーケティングの主な手法をご紹介します。

SNSなどに動画広告を配信

YouTubeをはじめとするSNSに動画広告を出稿する方法です。

SNSにはYouTube、Facebook、Instagram、LINE、TikTokなど様々な媒体があり、それぞれに形式が異なります。

各SNSに対してユーザー層に特徴があるため、企業のターゲットに合わせて配信媒体を選べるだけでなく、SNSのタイムラインに動画広告を配信する「インフィード広告」を活用することで、広告感を全面に出さずにさりげなくPRすることも可能です。

また、SNSをはじめとするメディアを通して影響力を与えるインフルエンサーを起用することで、より大きな成果が期待できるでしょう。

Webサイトへの掲載

自社の公式サイトや商品サイトのLP(ランディングページ)などに動画を掲載する方法です。

企業が展開する商品やサービスに興味を持ったユーザーがWebサイトを訪れた際に、インパクトのある動画を視聴することで印象に残るだけでなく、ブランドのイメージアップにもつながります。

また、話題性のあるコンテンツの場合はWebサイトを見たユーザーが口コミや自身のSNSで拡散する可能性も高く、さらにマーケティングの成果を押し上げることも可能です。

動画広告の出稿とは異なり配信期間や再生回数に制限がないことも、長期的なマーケティング効果が期待できるためメリットとなります。

動画の内容は、ブランドイメージを伝えるプロモーションビデオやCM形式のもの、アニメーションを用いたコンテンツなど様々な工夫を凝らせるため、企業の目的に合わせて自由に企画、製作できるのも特徴です。

オンライン配信やセミナーの開催

ここ数年で一般的になってきたのが、企業がユーザーに向けて行うウェビナーです。

ウェビナーとは、ウェブとセミナーを組み合わせた用語で、インターネットを介してオンライン、もしくはオフラインでセミナーを行うことを言います。

会社説明会や企業が展開する商品やサービスの紹介など、ユーザーにとって有意義な情報を動画で提供することによって、認知度のアップや顧客に繋げることを目的として行われることが多い手法です。

会議室など特定の場所に参加者を募って対面式で開催されるセミナーとは異なり、1回の配信で多くのユーザーに対して情報発信できるため、コストを抑えられるのも魅力的なポイント。

参加する視聴者にとっても、会場まで足を運んだり、予約をする手間が省けたりと気軽に視聴することができるため、見込み客の獲得にも効果的です。

ウェビナーの種類は、リアルタイムで配信を行う「ライブ配信」、ライブ配信されたものを後日再配信する「アーカイブ配信」、あらかじめ収録された動画を配信する「オンデマンド配信」の3種類が一般的です。

ライブ配信の場合はその時限りの特別感や双方向のコミュニケーションが可能なこと、オンデマンド配信の場合は編集などを加えて見やすい動画を制作できるなど、それぞれに特徴があります.

自社の戦略に合わせて、より効果的な手法を検討した上で進めていきましょう。

デジタルサイネージ動画の発信

駅の構内や商業施設など、街中の様々な場所に設置されているデジタルサイネージで動画を配信する方法です。

人通りの多い場所に設置されインパクトがあることから目に留まりやすく、短期間でも多くの人に情報発信することが可能です。

トレインチャンネルやタクシー広告などのデジタルサイネージも日常的に様々な人が目にする機会があり、エリアや時間帯における利用者の傾向を踏まえて発信することで、より効率的にターゲットを定めることができます。

04動画マーケティング戦略のポイント

様々な手法がある動画マーケティングで成果を上げるためには、動画自体のクオリティもさることながら、事前にしっかり準備をしておくことも重要です。

ここでは動画マーケティングにおける戦略のポイントをご紹介します。

目的を定める

動画の制作を始める前に、これから行う施策の目的を定めるようにしましょう。

商品やサービスをユーザーに知ってもらう認知を目的とするのか、すでに商品を知っているユーザーに対してさらに興味、関心を持ってもらうのか、あるいは実際に購入まで繋げたいのかによって、適した手法が変わってきます。

動画を配信できる媒体は数多く、発信する内容によってもユーザーの受け取り方は大きく異なります。

そのため、どのような目的で動画を制作するのかを設定しておくことで、その後の計画もブレずに進めていくことができます。

目標を設定する

目的が明確になったら、次に施策を通じて達成したい目標を設定しましょう。

目標を設定する際には、できるだけ具体的な期間や数値を定めるのがポイントです。

数値目標を設定することで施策開始後の達成状況が明確になり、もし改善点や問題点などがある場合には速やかに対応することも可能です。

マーケティング指標の例には、再生回数、視聴者数、クリック数など様々なものが考えられますが、自社の戦略に合わせて、いつまでに、どれくらいの成果を得たいかをイメージしていきましょう。

ターゲットを明確にする

動画を届けたいターゲットを明確にすることも忘れてはならないポイントです。

誰に対してアプローチするかによって、適した内容や発信方法が変わってきます。

いくら制作費用をかけてクオリティの高い動画を制作したとしても、誰に対して作られたのかが明確になっていないと、せっかくの施策効果も半減してしまいます。

企業の商品やサービスを使ってほしい人物像をできるだけ具体的にし、設定したユーザーイメージに合わせて制作していきましょう。

定期的に効果測定を行う

動画を配信するだけでなく、施策開始後も定期的に効果測定を行うことが大切です。

企画段階で定めた目標に対して、実際に成果が出ているかを数値で捉えることによって、成果の度合いを客観的に確認していきましょう。

効果測定は、SNSに備わっている効果測定機能や、広告効果測定ツールなどを活用すると簡単に行うことができます。

また、動画制作を手掛ける代理店では効果測定も同時に行なってくれるところがあるため便利です。

効果測定によって進捗状況の分析と改善を繰り返していくことで、さらなる効果が見込めるでしょう。

05動画マーケティングの成功事例

ここでは動画マーケティングを活用して成果を上げている企業の成功事例をご紹介します。

自社の戦略を踏まえた上で、それぞれの成功ポイントを参考にしてみてください。

ゼストミュージックスクール

株式会社が運営する芸能スクール「ゼストミュージックスクール」の事例です。

ゼストミュージックスクールでは、名古屋栄と福岡天神の2校で、ダンス、ヴォーカル、芸能のプログラムを展開していますが、スクールの予約申し込み数をアップさせることを目的に、インスタに動画広告を配信しました。

スクールの詳細や魅力が短時間でもしっかり伝わる内容で、ユーザーの興味、関心を集めるところから、実際の予約申込までの誘導がスムーズになりました。

ゼストミュージックスクールの公式YouTubeチャンネルにもスクールのイメージが伝わるWeb CMが掲載されており、認知度と入会数アップに貢献しています。

株式会社ヤッホーブルーイング

クラフトビールなどを展開するヤッホーブルーイングの事例です。

公式サイトでは、ユーザーの興味を引くオリジナル動画を視聴することができます。

ヤッホーブルーイングの作品は、楽しみながら働く社員の姿や、醸造所で撮影されたクラフトビールができるまでの過程など、商品紹介だけではない内容となっているのも特徴です。

エンターテイメント性の高いコンテンツを配信することで、ユーザーの興味を惹きつけ、ファンマーケティングにも成功している事例として参考にできるのではないでしょうか。

freee株式会社「クラウド会計ソフトfreee」

freee株式会社が提供するクラウド会計ソフト「freee」の事例です。

freeは様々な内容の動画を制作していますが、中でもfreeeの使い方を解説した動画は、新規ユーザーの獲得に成功している好事例です。

初めて使う人でもわかりやすい解説に加え、企業が抱えがちな悩みなどを踏まえた紹介をするなど、ユーザーに寄り添ったコンテンツがより多くの心をとらえています。

解説動画は誰でも無料で視聴できることから、これまでサービスが気になっていたけど購入にまで至らなかった見込み客の獲得につながるだけでなく、会計に関する悩みを抱える潜在顧客にもリーチしやすくなっています。

東映アニメーション「プリキュア20周年」

人気アニメシリーズ「プリキュア」の20周年を記念したイベントに関連して、デジタルサイネージ広告を配信した事例です。

全国20ヶ所のエリアにインパクトのあるサイネージ動画を配信することで、目にしたユーザーが思わず拡散したくなるような話題性を与えています。

サイネージ広告だけでなく、プリキュア20周年の公式サイトでのPV公開や、公式YouTubeチャンネル、公式Twitterアカウントなど、様々な媒体をミックスさせたプロモーションを行うことで、さらなる相乗効果を生んでいることも成功のポイント。

イベントの開催など短期間で多くの集客を見込みたい場合には、拡散スピードが速い媒体を選ぶことや、一度により多くのユーザーにリーチすることが重要です。

いつまでにどのくらいの成果を達成したいのか、目標から逆算して適切なプロモーションを行なっている事例となっています。

まとめ
今回は、今後ますます拡大が期待される動画マーケティングについてご紹介しました。
 
動画を配信するプラットフォームや手法には様々な種類があり、多くの可能性を秘めています。
 
動画マーケティングを行う目的や目標値をもとに企画を立てていくことで、より効率的で大きな成果が期待できるだけでなく、効果検証を合わせて行うことで未来のマーケティングに活かすことも可能です。
 
自社の戦略に沿って、より効果的なマーケティング施策を企画していきましょう。
 

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