株式会社ナハト

Case Study
2022.10.06

Instagram広告の効果的な活用によって、運営スクールの集客に成功。

ゼストミュージックスクール
株式会社ゼスト エデュケーション事業部 大沼 秀行さん
クライアントが得た結果
  1. ■無料説明会予約数の向上
施策について
  1. ■概要 : Instagram広告を活用した無料説明会予約を促す施策
  2. ■目的 : スクール無料説明会の予約数向上
  3. ■実行した施策 : ターゲットが興味を惹く広告クリエイティブの作成と運用&スクールの特徴が分かりやすく伝わる広告記事の追加

──まずは事業内容について教えてください。

大沼さん ゼストミュージックスクールは「歌・ダンス・演技」のレッスン環境と、その学びの場を提供する総合芸能スクールです。

ご入会いただいているスクール生の年齢や属性はとても幅広く、3才のお子様からお仕事終わりにいらっしゃる40~50代の社会人の方まで、様々な方々に通っていただいており、趣味での習い事から本気で芸能活動を目指す方など幅広い志向の方がいるため、どなたでも通いやすい芸能スクールというお声をいただくことが多いです。

また、定期的に開催されるスクール内オーディションを通じて特待生となった方については、弊社にて育成契約を結びプロモーション活動を強化しながら芸能マネジメントを行っています。

ゼストミュージックスクールは愛知、福岡に校舎を構える総合芸能スクール

──ありがとうございます。ゼストミュージックスクールならではの特徴を教えていただけますでしょうか。

大沼さん 運営元の株式会社ゼストが、芸能プロダクション事業をはじめとした総合エンターテインメントを主業務としているため、通常の芸能スクールでは学べないようなレッスンやイベントに参加できることが大きな特徴です。

例えば、当社所属の「SKE48」メンバーから直接ダンスパフォーマンスを教えてもらえるワークショップへの参加や、テレビ局主催のイベントに出演することも可能です。

また、デビューのきっかけ作りになるものとしては、大手芸能プロダクションやレコード会社のスカウト担当・当社の新人開発担当に向けて自身のパフォーマンスをアピールするスカウトプレゼンのような機会も定期的に設けています。

そういった、芸能プロダクションを運営している強みを活かすことで、実際に名古屋栄校でのレッスンを経て、SKE48へ加入した卒業生や、福岡天神校からHKT48さんへ加入した卒業生などの人材を輩出した実績がございます。

芸能プロダクションを運営している強みを活かしたレッスン環境

ナハトが行った2つの広告施策

──それでは、ゼストミュージックスクール様がナハトに広告依頼をした経緯を教えてください。

大沼さん ゼストミュージックスクールを通じた人材輩出をさらに推し進めるため、無料説明会の予約数を向上させたいと考えて依頼しました。

背景としては、当スクールが2019年開校という業界のなかでも比較的歴史が浅いため、歌やダンスを学びたい方々に向けて「知ってもらう」「興味を持ってもらう」ことが必要だと考え、ナハトさんに無料説明会への来校を促すInstagram広告の出稿をご依頼しました。

──ナハトが行った広告施策について教えてください。

大沼さん Instagramに広告出稿をしていく中で、特に2つの施策を行っていただきました。

1つめは「ターゲットが興味を惹く、広告クリエイティブの作成と運用」2つめは「スクールの特徴が分かりやすく伝わる広告記事の追加」です。

施策①「興味を惹く、広告クリエイティブの作成と運用」

──1つめの「ターゲットが興味を惹く、広告クリエイティブの作成と運用」について教えていただけますでしょうか?

大沼さん 無料説明会予約ページへの訪問を目標とするInstagram広告において、ユーザーと最初に起こる接触機会が「広告クリエイティブ」となります。

表示された広告をユーザーがクリックするか左右する要素となるため、ターゲットの趣味趣向を徹底的にリサーチし、どんなクリエイティブなら興味を持ってクリックしたくなるか?といった「ターゲットに刺さるクリエイティブ」を作って、広告出稿していただきました。

大沼さんは無料説明会への予約を増やすため、ナハトに依頼

──具体的にナハトはどんなクリエイティブを作成したのでしょうか?

大沼さん ゼストには日本のアイドルや韓国アーティスト、有名ミュージシャンなどとのお仕事経験を持っていたり、実際にプロアーティストの育成を現役で担当している講師が多数います。

また、SKE48を卒業して現在では後進育成にまわった方が、当スクールのアイドルダンスを担当してくれている等、他のスクールにない魅力的なレッスンを提供している講師がおります。

実際スクール生の中にも、そういったアーティスト達を好きな方が多いので、要素を取り入れたクリエイティブを作成していただきました。

例えば、SKE48をイメージした日本のアイドル調のデザインや、韓国アイドル調のデザインなど、ナハトさんの専属デザイナーの方に様々なクリエイティブを作っていただきました。

そうすることで、ターゲットの興味を惹くクリエイティブを作ることができ、広告クリエイティブのクリック数も増えて、無料説明会予約ページへの遷移数を向上させることができました。

施策①の全体像

施策②「スクールの特徴が分かりやすく伝わる広告記事」

──ありがとうございます。2つめの「スクールの特徴が分かりやすく伝わる広告記事の追加」について詳しく教えていただけますでしょうか?

大沼さん Instagramでの広告配信を開始した当初、広告クリエイティブのクリック数は多く、無料説明会予約ページへの遷移数は多いものの、最後のステップの「予約」がされない、といった課題が出始めました。

そこで、ナハトさんからいただいた改善策が「スクールの特徴が分かりやすく伝わる広告記事の追加」です。

それまで、広告クリエイティブをクリックすると、そのままスクールの無料予約ページに遷移していた導線を、広告クリエイティブとスクールの無料予約ページの中間にナハトが作成した広告記事を挟む形に変更するという施策です。

──なぜ広告記事を中間に挟む考えに至ったのでしょうか?

大沼さん 広告クリエイティブと無料説明会予約ページといった現状の2コンテンツでは、テキスト数などの関係でスクールの良さをターゲットにしっかりと伝えきれず、ユーザーが最終的に予約する行動まで至りにくい、というお話をナハトさんからいただいたためです。

その問題を解決するため、ナハトさんがマーケティング手法として重視している「AISCEAS」の考え方に基づいて、記事コンテンツを追加することになりました。

その時いただいたお話では、ターゲットへの「認知・注意」の要素は広告クリエイティブで作れていて、「興味・関心」と「行動」の要素は無料説明会予約ページで作ることができていたのですが、「検索」「比較」「検討」といったAISCEASを満たす残りの要素が少なかったことと「興味・関心」「行動」の要素もさらに高める必要があったため、ナハトさんが作成した広告記事を中間に挟むことで解決を目指した、という経緯です。

施策②の全体像

スクール無料説明会予約数が向上

──ナハトに依頼した広告施策にて、実際に出た結果について教えて下さい。

大沼さん AISCEASに足りていない要素を補うため中間に挟んだ広告記事によって、結果的に無料説明会の予約数を向上させることができました。

──最後に、ナハトに依頼をして良かった点を教えてください。

大沼さん 実際に無料説明会の予約数を向上させることができたので、広告のご依頼をして良かったなと感じています。

また、私たちが広告を使った施策をほぼやったことなかったので、不明点についての質問をすることが多かったのですが、スピーディーに分かりやすくお返事いただけたのでとても安心しました。

引き続き、当スクールのプロモーション活動にてご一緒できたらと思っております。

<スクール情報>
■スクール名:ゼストミュージックスクール
■所在地:愛知、福岡など全2スクール
■ジャンル:総合芸能スクール
■店舗ホームページ:https://zest-music.jp/