「フォロワーが多い=売れる」ではない?購買理由から逆算するナハトならではのインフルエンサーの選定とカテゴリ設計
インフルエンサーマーケティングの効果を大きく左右するのが、「誰を起用するか(選定)」です。
「フォロワー数の多い人や、顔出し写真の印象がいい人に頼めば拡散できるのでは?」
そんな声はよく聞きますが、実はフォロワー数や顔出し写真の印象だけを見ていても、適切な選定にはつながりません。
ナハトは累計2,500件以上の案件を手がけ、日用品・IT・医療・美容・食品・クリニック・サロンなどさまざまなジャンルで、利益・成果につながるインフルエンサーマーケティングに貢献してきました。
成果の根底にあるのは、30万アカウント以上のデータをもとにしたインフルエンサーの選定。今回はナハトのこれまでの取り組みをもとに、目標達成につながるインフルエンサーの選定のポイントを解説します。
──インフルエンサー選定の失敗でよくある3つのパターン

予算を投下してインフルエンサーマーケティングに取り組んでも、表面的な人気度や印象で選定を行うと、期待したような成果には結びつきません。
まずは、インフルエンサーの選定でよくある3つの失敗パターンを整理します。
サービスや商材と親和性のない人選をし、インフルエンサーの世界観と合わず投稿に違和感が出る
インフルエンサー自身の普段の発信や世界観と合わないPRを依頼することで、投稿に違和感が出てしまうケースはよくあります。
例えば、リーズナブルな化粧品を好んで使い、「○○円で買えるけどすごく良い」などのコスパ推しの発信をするインフルエンサーがいたとします。そんなインフルエンサーがある日突然、高級なボディクリームのPRを始めたら──ユーザーの目には、どのように映るでしょうか。
フォロワーは普段の発信内容と違う投稿に戸惑い、「本心では良いと思っていないのでは?」「PR案件をただ受けただけでは?」といった不信感を持つことも考えられます。商品への関心も持ちづらく、場合によってはインフルエンサーに対する好感度も下がってしまうかもしれません。
インフルエンサー自身が人気であっても、商品が魅力的でも、インフルエンサーの普段の投稿内容や世界観が商品と一致していなければ、成果にはつながらないのです。
フォロワーのニーズとズレている
インフルエンサーがどんなに魅力的なクリエイティブでPRを行っても、フォロワーのニーズに合っていなければ商品の購買につながらないことがあります。
例えば:「すっぴんでの肌のきれいさ」で人気を得ているインフルエンサーの場合
・スキンケア用品⇒効果が見込める
・コスメ⇒期待されるほどは伸びないことも
投稿の雰囲気だけでなく、「どんなユーザーが、どんな理由でフォローしているインフルエンサーなのか」まで分析する必要があるのです。
インフルエンサーの規模が目的に合わない
「インフルエンサーマーケティング=人気インフルエンサーが拡散して購買につながる」というイメージを持つ人は多いでしょう。しかし、実際はフォロワー数が多いインフルエンサーは必ずしも“効果”が出るとは限らず、目的によって向き・不向きがあります。
フォロワーが100万人を超えるような「メガインフルエンサー」は、投稿ひとつで一気に認知を広げる力を持っています。一方で「購買につなげる」ことがゴールの場合、必ずしも成果に結びつかないことがあります。
・スター性が強すぎて、ユーザーが身近に感じづらい
・PR依頼が多すぎて、投稿枠が埋まっている
・競合他社との契約などにより、扱える商材や表現に縛りがある
実際、ナハトが支援してきたインフルエンサーマーケティングの事例では、一般的に「マイクロインフルエンサー」や「ナノインフルエンサー」と呼ばれる、フォロワー数10万人以下のインフルエンサーが購買への成果を出す例も多く見られました。
──選定のカギは「購買理由」|ナハトが実践する5つのアカウントカテゴリ
ここまで選定が失敗するケースについてお伝えしましたが、では逆に、どのような観点からインフルエンサーを選ぶとよいのでしょうか。
ナハトがインフルエンサーの選定で重視しているのは、ユーザーの「購買理由」です。
「この人みたいになりたいから、同じ商品を使おう」
「この人の説明なら納得できるから、おすすめされた商品を買おう」
このように、「インフルエンサーの投稿→ユーザーの行動」の間にある感情をとらえることで、「どんなインフルエンサーにどんな投稿をしてもらえばよいのか」をロジカルに設計できます。
例えば、ヘアケアブランドの「Cleo’s Beauté(クレオズボーテ)」の事例の場合、憧れ・高級感・購買理由ごとにインフルエンサーの役割を5つに分け、それぞれに合った方針でクリエイティブ作成を依頼しています。

| カテゴリ | 役割と特徴 | 訴求アプローチ |
|---|---|---|
| 1. 説得型 (美容家) |
成分や開発プロセスなどのファクトをもとに、効果・効能を語る | 客観的な事実や科学的根拠(メカニズムなど)から強みをアピール |
| 2. 愛用型 | インフルエンサーが本当に商品のファンになり、日常使いしている文脈で訴求する | 日常の投稿で「普段から使っている」様子を繰り返し見せることで、段階的に購買意欲を高める |
| 3. 実感共有型 | 実際に使ってみた感想を語り、効果や使用感のイメージを促す | 髪のまとまりや香りなどの効果、または「気分が上がる」といった感情面での訴求 |
| 4. Before/After型 | 使用前後の「変化」をより明確に示し、効果を視覚的にアピールする | 適切な発信ルール(薬機法など)に配慮しつつ、ビジュアルでの強い説得力を生み出す |
| 5. 親子・生活型 | 親子利用などの文脈で生活実感をアピールする | ファミリー向け商材(家電等)にて、コスパや幅広い年代との親和性を訴求 |
──30万アカウント以上の「成果報酬データ」から導き出す、目的に適した確実なマッチング

成果報酬システムで案件を受けているからこそ、インフルエンサーの案件ごとの成果数値を細かく記録しているナハト。8年間で培ったインフルエンサーデータベースをもとに、案件ごとの最適な選定を進めています。
【選定で参照するデータの例】
これまでのPR実績
類似の商品のPRで数字を伸ばした実績があるか
投稿頻度
ユーザーが十分に親近感を抱く頻度の投稿をしているか
ユーザーの反応
そのインフルエンサーのどんな投稿に対して、ユーザーからの反応が大きいか。また、コメントでどんな反応があるか
データを活用するのは、最初のインフルエンサーの選定時だけではありません。継続的にインフルエンサーマーケティングを行っていただける場合、インフルエンサーごとのアフィリエイトリンクでクリック数やCVRなどを計測しPDCAを回すことが可能です。都度計測を行うことで、成果や利益につながるインフルエンサーマーケティングに取り組むことができます。
──インフルエンサーの強みを活かし、成果につながるPRに取り組むために
インフルエンサーマーケティングは、一人の人気インフルエンサーを起用すれば成功するわけではありません。インフルエンサーごとの強みを理解し、購買理由ごとに役割分担を設計することで、一度の訴求では動かないユーザーの購買につなげられます。
特に商品の価格が上がるほど、ユーザーは購買に慎重になります。ファクトによる説得、生活実感への憧れなど、多くの角度から訴求していくことが重要です。
まずは「商品をどう魅せたいか」を整理した上で、インフルエンサーごとの発信内容や過去のPR実績などから特性を理解し、適材適所の選定を図るとよいでしょう。
ナハトのインフルエンサーマーケティング支援では、8年間蓄積した30万アカウント以上のインフルエンサーデータベースをもとに、成果につながる選定をお手伝いします。
インフルエンサーマーケティングに関心のある方はぜひご相談ください。
- まとめ
- インフルエンサー選定は「フォロワーが多い=売れる」ではありません。世界観の不一致、フォロワーのニーズとのズレ、規模と目的のミスマッチ——こうした失敗を避けるカギは、ユーザーの「購買理由」から逆算すること。ナハトは購買理由ごとにインフルエンサーの役割を5つのカテゴリに分け、30万アカウント以上の成果報酬データをもとに、目的に適した選定を実現します。適材適所の役割設計こそが、成果につながるインフルエンサーマーケティングの土台です。
【インフルエンサーマーケティングでこんな課題はありませんか?】
・インフルエンサーに依頼したが、売上につながらなかった
・どのインフルエンサーを選べばいいかわからない
ナハトは人選から効果測定・改善まで一気通貫で支援します。まずはお気軽にご相談ください!