インフルエンサーマーケティング代理店の種類|特徴や選び方を解説!
インフルエンサーを起用し、商品PRやブランディングを行うのが、インフルエンサーマーケティングです。
SNSの普及に伴い、このマーケティング手法が浸透していますが、効果を得るためには、自社に適した代理店選びが不可欠です。
ここでは、代理店選びに有効な情報をまとめました。インフルエンサーマーケティング代理店の種類や概要、選び方、さらにおすすめの代理店をご紹介します。
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01インフルエンサーマーケティングの代理店の種類について
代理店の種類は「ディレクション型」と「プラットフォーム型」の、大きく2種類に分けられます。それぞれの特徴やメリット、デメリットについて解説します。
ディレクション型のインフルエンサーマーケティング代理店
まずは、ディレクション型についてです。
・特徴
ディレクション型の大きな特徴は、インフルエンサーの選定からPRの効果測定まで、施策全体を代理店に委託できる点です。クライアントの要望に合わせたインフルエンサーを、代理店からキャスティング会社にアサインする形式となっています。
マーケティングの企画からキャスティング、PR投稿までワンストップで代理店が行うので、インフルエンサーマーケティングをはじめて導入する企業や、自社でノウハウがない企業におすすめです。
・メリット
知識や経験がなくても利用しやすいのが、大きなメリットの1つです。
またもう1つのメリットとしては、ディレクション型で起用されるインフルエンサーは、マネジメント事務所に所属していて、人気や知名度がある人物だという点です。 さらにインフルエンサーマーケティングの実績を持つ人や、事務所がディレクションを行うため、インフルエンサーのマネジメントに関する金銭的・物理的コストが不要なことも挙げられます。
・デメリット
プラットフォーム型よりも、料金は比較的高くなります。これは、 ディレクション手数料がかかるためです。またディレクション型では基本的に一定以上の知名度があるインフルエンサーを起用するため、手数料が高くなる傾向にあります。
プラットフォーム型のインフルエンサーマーケティング代理店
次は、プラットフォーム型の代理店についてです。
・特徴
代理店が案件の内容をまとめて、プラットフォームに登録済みのインフルエンサーの中から適切な人物を選別し、ディレクションを進めていくのが、プラットフォーム型の特徴です。
インフルエンサーを選定する方法としては、公募型と指名型とがあります。
- 公募型:候補として集まったインフルエンサーに対して、順々にアサインしていく。
- 指名型:集まったインフルエンサーの中から、案件に適した人物を指名する。
ある程度、自社でもインフルエンサーマーケティングの知識を要しますが、比較的コストが抑えられます。相場観としては、フォロワー単価が1〜2円(公募型1円・指名型2円)です。
・メリット
プラットフォーム型は、大人数のインフルエンサーを起用したいときにおすすめです。
また多くの場合、案件実施回数に比例してマネジメントコストが発生しないため、低コストにできる点もメリットとして挙げられます。
・デメリット
デメリットとしては、インフルエンサーを集めるのに時間を要することが挙げられます。PR商材によって、候補の集まり具合が変わるのも特徴です。例えば、高額PR商材をプレゼントする場合などは、集まりやすくなる傾向にあります。
また、プラットフォームへ登録済みのインフルエンサーを自社で選ぶのが基本なので、ある程度知識がなければ思ったような施策効果が得られない可能性もあります。
02インフルエンサーマーケティングを成功させるための代理店の選び方
フォロワーが多い、人気が高いインフルエンサーを起用したからといって、インフルエンサーマーケティングが成功するとは限りません。自社目標を達成し成功につなげるためには、いくつか大事なポイントがあります。ここでは、代理店の正しい選び方を解説します。
自社ブランドにあったインフルエンサーをキャスティングできるか
自社ブランドにマッチしたインフルエンサーを起用できるかどうかが、重要なポイントの1つです。特に最近ではさまざまな特性を持つインフルエンサーがいるので、キャスティングがマーケティングの効果に大きく影響します。
自社ブランドのイメージや、自社サービスに適しているかなど、事前のリサーチが欠かせません。そのため自社でキャスティングする際は、条件フィルターを利用したり、候補となるインフルエンサーの投稿を参考にして十分に検討しましょう。自社で検討するのが難しい場合には、代理店へ依頼するのが有効です。
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目標達成の基準が明確な会社か
インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、目標達成の基準が明確化されているか否かが重要です。フォロワーが多く、有名な人物がPRしたからといって、効果が約束されるわけではありません。
明確な目標をふまえ、客観的な視点での分析が不可欠です。その際中間的な指標(KPIなど)を用いて進捗を把握し、最終的な目標に向かう必要があります。 このような過程を経ることで、より精度の高いインフルエンサーマーケティングが実現します。実績やノウハウを持つ代理店であれば、明確な基準や指標を設定できるので、大切なポイントの1つです。
サポート内容は適切か
安心して任せられる代理店かどうかは、サポート体制の充実も重要なポイントです。基本的なサポート内容としては、以下があります。
- インフルエンサーのマネジメント
- 投稿・クリエイティブの管理
- マーケティング効果の測定
- リスク管理(炎上、ステルスマーケティング防止など)
SNSを利用するインフルエンサーマーケティングは、拡散力が高いのが特徴です。発信された情報は、スピーディに広がっていきます。そのため、運用状況の確認や効果測定は適宜実施する必要があります。
またPRが「ステマ」だとみなされると、企業にとって大打撃です。このような、企業イメージを損なうリスクを回避するために、徹底した管理が行われているかが重要なポイントです。
代理店が得意とするSNSは何か
インフルエンサーマーケティングの主な市場はSNSですが、その種類はさまざまです。
代表的なものとして、次のようなSNSがあります。
- YouTube
- TikTok
SNSごとに特徴があり、代理店が得意とする媒体も異なります。自社のターゲットであるユーザー層を持つSNSでのマーケティングが得意な代理店を選択すると、より高い効果が期待できます。
03インフルエンサーマーケティングを成功させるために抑えておくべきポイント4つ
最後に、実際にインフルエンサーマーケティングを成功させるためには何が必要なのか、ここでは4つのポイントを解説します。
適切なインフルエンサーを選定する
インフルエンサーの選定はインフルエンサーマーケティングの第一歩にして、PR成否を分ける重要なポイントです。具体的には、以下を確認して適切なインフルエンサーを選定しましょう。
- フォロワー数
- エンゲージメントの質
- 投稿頻度
- 普段の投稿内容
- ブランドや商品との相性
上記は基本的な確認事項であり、インフルエンサーが活躍しているSNSや施策内容によって異なる場合があります。
インフルエンサーの選定方法について、より詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
商品のイメージとあった広告クリエイティブを作成する
ブランドや商品のイメージに適していないPR投稿を行ってしまうと、ユーザーから不信感を抱かれてしまいます。突飛な広告はユーザーの目を引きますが、これまでのブランディングを破壊してしまう可能性があります。
誇大広告にならないよう、ブランドや商品の良さが最大限に伝わるクリエイティブを作成しましょう。
適切な時間に広告をうつ
SNSが主な取引の場となるインフルエンサーマーケティングでは、クリエイティブを投稿するタイミングは非常に重要となります。なぜなら、SNSの利用者が少ない時間帯にPR投稿を行っても、時間が経つにつれて他の投稿に埋もれてしまうからです。
アクティブユーザーが最も増える時間帯は19時〜23時だと言われています。さらに、各SNSやターゲットのユーザーによって適切な時間は異なるため、商品とターゲットの詳細な分析が必要なのです。
例えばビジネスマンをターゲットとした商品のPRを行う場合は、通勤・退勤の時間にSNSを利用することが多いと考えられますので、朝の7時〜8時、夜の17時〜19時などに投稿することで的確な訴求が可能です。
信頼できる代理店に依頼する
インフルエンサーマーケティングを得意とする広告代理店の中には、悪質・低品質な業者も存在します。そのような業者に依頼してしまった場合、PRに失敗してしまうだけでなく、最悪の場合ブランドや商品のイメージ低下、炎上にまで繋がってしまうことがあります。
逆に、専門知識を持ち、信頼できる広告代理店に依頼することができれば、安全なPRが行えるだけでなく予想以上の成果を得ることができます。
事前に調査を行い、綿密な打ち合わせを行ったうえで代理店を選定しましょう。
- まとめ
- インフルエンサーマーケティング代理店には、ディレクション型・プラットフォーム型の2種類があります。「インフルエンサーマーケティングを初めて実施する」という企業には、マーケティングの全てを任せられるディレクション型の代理店がおすすめです。 反対に、自社に一定のノウハウがある場合は、プラットフォーム型を利用して費用を抑えてもよいでしょう。
- 代理店を選ぶときは、自社ブランドとの相性、目標達成基準の明確さ、サポート体制、得意なSNSを確認するのがポイントです。
- 自社に適した代理店を探す際に、当記事が参考になれば幸いです。
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