代表インタビュー
代表取締役 安達友基

会社である前に、
『 人生が楽しくなるコミュニティ』を作りたい。

安達友基の写真

2024年1月31日

株式会社ナハトの代表取締役である安達友基さん。自らの経験を踏まえて「人生振り返った時に楽しかったなって思える会社にしたい」と語る彼の、マーケティングと会社に対しての考え方をインタビューした。

─── 安達さんはナハトの創業前、フリーのマーケターとして
始めたのがキャリアのスタートとお聞きしていますが、
「インフルエンサー」に着目したのは何故でしょうか?

ナハトの創業前はブログを中心とした広告作成をしていたんですが、その頃から消費者のテキストメディアに対しての関心が少なくなっていってるのを露骨に感じていました。ずっと自分のポリシーとして「ユーザーが今本当に使っているものを使ってマーケティングをしたい」と思っていたのと、自分もいち消費者としてInstagramを使っており、インフルエンサーマーケティングという市場ができ始めて間もなかったので、これからの成長を見越してベットしたという感じですね。

─── ナハトを設立する際、
社名にはどのようなコンセプトがあったのでしょうか?

私の生年月日である7月8日と、会社の設立日である7月10日の数字をとり、7、8、10でナハトという名前をつけました。両親が自分を産んでくれたことへの感謝と、日本一楽しく誇れるコミュニティを目指す。そういった想いから会社が生まれた日を名前に込めています。ブランドカラーであるオレンジには、「人が集まる・太陽・キャンプファイヤー」のイメージがあります。赤色の持つ情熱と、黄色の持つポジティブさを混ぜたオレンジは「向上心・ポジティブさ・社交的・自立」などの印象が想起されるようにしました。

─── ナハトの主な事業は広告だと思うのですが、
なぜ様々な業界にまたがる事業が展開できるのでしょうか?

事業・媒体・インフルエンサー・ユーザーへの理解が他社よりも深いからですね。

媒体に関しては、例えばショート動画だとTikTokやYouTube、Instagramなどがありますが、それぞれのプラットフォームが持つアルゴリズムや性質が違います。Instagramのストーリーは音を消した状態でよく見られていますが、TikTokは音を出して見られる場合が多い。他にもYouTubeにはBadボタンがあるので、不適切なコンテンツが表示されないような仕組みですが、InstagramやTikTokはそれがないので尖ったコンテンツの方が受け入れられやすい、みたいな。

インフルエンサーとユーザーに関しては、なぜこのインフルエンサーはユーザーから愛されているのかを徹底して研究しています。例えば、このインフルエンサーは実は顔じゃなくて目というパーツが受け入れられているから、アイラインの商品で広告を出せば売れるけど、ヘアケア商品では刺さらないだろうな、というユーザーも気づかないレベルのユーザー目線を実行できていることが大きいです。

あとは、アカウント運用も広告配信もインフルエンサーマーケティングも事務所運営も一貫して全部やっているのってうちだけなんです。大手の代理店さえもここは実現できていないので、うちの強みだと思います。

─── 安達さん自身が現在興味を持っていることはなんでしょうか?

どちらかというと、プロダクトを全面に押していくビジネスよりも、人が価値を生み出すビジネスに関心がありますし、得意なんです。うちで新規事業をやる時も、社内で新規事業を立ち上げるぞ!と始めるよりも、新規事業をやりたい人を雇ってくるみたいな。

人財から始める経営戦略を常に考えていて、「物 to 人」ではなく「人 to 物」という思想が強いですね。

─── ナハトの考える「本質的なマーケティング」とは
具体的に何だと思いますか?

結論から言うと、物を売ること、それに付随すること全てがマーケティングだと思います。ちゃんと物が売れる仕組みを作ることがマーケティングであるし、逆に売上に繋がらないことはマーケティングとはいえない。なんとなく話題に!とか、バズったとか色々あると思うんですが、経済活動なので「結果として、ほんとに売上出たんだっけ?」でいいはずなんです。物を売るために何をやるかがマーケティングの本質だと思います。

ナハトが提唱している「Profitable Marketing」もこの考えから生まれていますし、クライアントに約束している価値であり、弊社のテーマでもあります。

─── 安達さんはこれからナハトをどのような会社にしたいですか?

簡単に言うと、ナハトで働く社員全員が人生振り返った時に楽しかったなって思える会社にしたいです。

うちは何をやるかではなく、誰とやるかを大事にしていますし、カルチャーにも反映されています。会社のVALUEとして6つの大切なことを掲げているんですが、ここにはルールとか、遵守とか、リスクヘッジのような意味合いの単語は含まれていません。これは自分自身がそういうところに寛容だからだし、逆にVALUEが合わない人とは働きたくない。合わない人を従わせようとするからルールが増えていくんです。どんなに面白いことも合わない人と一緒にやってるとつまらないですよね。

ナハトは会社である前にコミュニティなんです。村とか家族みたいな集団。何で組織という言葉を使わず、コミュニティという言葉を使ってるかというと、みんなの人生を楽しくしたいからです。

楽しいを因数分解したとき、一番近い言葉が「友情・努力・勝利」なんです。友情は良い仲間。努力は日々の成長。勝利は仕事の結果です。そういうストーリーがあると、物語として自分の人生が楽しいですよね。振り返った時楽しかったなあって。そういうのを味わえる会社にしたい。

─── 最後に、ナハトに興味を持っている未来の仲間に
メッセージをお願いします!

うちの強みは人だと思います。自分がより魅力的になりたくて、魅力的な人と働きたい人にとっては良い会社なんじゃないでしょうか。

あと、なんとなく今のキャリアにモヤモヤしてる人にとっても良い会社だと思います。

自分自身、会社を作る前は「このままでいいのか?」とモヤモヤしていました。モヤモヤするのは自分が価値を産んでいるか分からないのと、今の環境でできない理由が多いからだと思っています。

うちはクライアントに対して結果を出すというところにコミットしているので、明らかに価値を産んでいるっていうのがシンプルで分かりやすいですよね。会社のルールに関しても本当に自由にしている。できるでしょ!みたいな(笑)。そうしているうちにどんどん自責になっていくし、モヤモヤしなくなっていくんですよね。考えることは無くならないけど、悩むことは無くなると思いますよ。

インタビューでは伝えきれない、言語化できないうちの良さはたくさんあります。実際に見に来て損はないですし、キャリアの解像度も上がると思うので、ちょっとでも気になった人はすぐ面談や面接に来ることをオススメします!

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