事業開発インタビュー
【子会社】株式会社ルミサス代表取締役 三田佑亮

事業を作れなければ、
本質的なマーケティングには近づけない。

三田佑亮の写真

2024年1月31日

ナハトグループのひとつである、株式会社ルミサスの代表取締役の三田佑亮さん。オフラインイベントに運営として携わっていた彼が、リアル店舗ビジネスでの新規事業に魅力を見出した経緯をインタビューした。

─── 簡単に、これまでのキャリアを紹介していただけますか?

元々はオフラインのマーケティング施策のイベントモデルや、運営ディレクターとして仕事をしていました。その中で大手メーカーさんの新商品発売に向けて、ポップアップストアの運営をすることがあったのですが、「もっとこうした方がいい。こうしたら売れそうだ」と思っても、現場の意見がメーカーまで届かず課題を感じていました。

─── ナハトのどのようなところが
マッチして入社を決められたのですか?

生み出したサービスが世間に役立ち、認められることに魅力を感じて新規事業を立ち上げたいと思うようになりました。

ナハトはインフルエンサーを起用した広告が強みで、しかも新規事業を行える会社自体が少ない中で挑戦したい人への裁量権が大きいことも魅力で、ここでD2C事業を展開したいと思い入社しました。

─── 自身が中心となって手がけている100GIRI GOLFという
事業ですが、これはどのような経緯で始めようと思ったのですか?

私を含め、社内でゴルフを趣味としている人が多数いるということは知っていて、レッスンに通っている人の話も聞いていました。レッスン付きのインドア練習場といえばココというものが無くチャンスを感じたので、あらゆる店舗に足を運んで、徹底的に体験しに行ったことがスタートです。

─── 事業を進めていく中で、試行錯誤したこと、
目標・実際に行なった施策・その結果などを教えていただけますか?

オープン前の準備も、その後の施策も試行錯誤の連続でした。

100GIRI GOLFというネーミングは安達も含めて沢山議論して決定し、店舗の内装などもデザイナーと試行錯誤した上で決めました。集客の部分は得意としていたので最初は順調でしたが、後々になって会員が本当は何を求めているのかの解像度が低く、LTVに課題が出てきました。それでもユーザーに直接ヒアリングをしたり、アンケートを行い「コンペを開いてほしい」や「レンタルシューズが欲しい」など多くの声を得ることができました。そのように、徹底的にユーザー目線に立つことで、意見を取り入れ、解約率を抑えることができています。

─── ナハトの考える「本質的なマーケティング」をどのように捉え、
このビジネスへ応用していきましたか?
具体的なエピソードなどがあれば教えてください。

ついマーケティングは企業の担当者同士でどのように流通させて、どのように利益を得るかという目線で考えられがちですが、本質的には購入するのは消費者なので、最終的に届く顧客の目線に立つべきです。

また、ナハトの広告事業に絡めた話をするならば、代理店側が事業を知らないと本質的なマーケティングはできません。

多くの広告代理店が自社で事業をした経験がないなかで、ナハトには自分たちで事業を運営したことによる事業理解が深いことに強みを持っており、本質的なマーケティングを体現する数少ない代理店といえるのではないでしょうか。

─── これからこの事業または、
自身がナハトで挑戦していきたいことはなんでしょうか?

店舗を拡大していき、フィットネスクラブで言うところのエニタイムフィットネスのように、「インドアゴルフ練習場といえば100GIRI GOLFだよね」とゴルファーから第一想起をとっていきたいです。一方でゴルフ業界以外にも常にアンテナを張って、世に認められるような事業をどんどん創出していくために準備をしていきたいと思っています。

─── 最後に、ナハトに興味を持っている未来の仲間に
メッセージをお願いします!

興味が生まれるというだけで、自分自身にとって素晴らしい財産だと思います。その財産を無駄にしないように行動に移せば、もっと大きな財産に変わっていくと思います。

少しでも熱があるうちに行動したもの勝ちです。あなたの応募を待っています!

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